この記事を書いている人
山口健太(やまけん)
一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会 理事長、心理カウンセラー。

自身が会食恐怖症に悩んだ経験から、その悩みを解決する為の支援活動をしている。年間延べ1000人以上の相談に乗るなど、これまで沢山の会食恐怖症に悩む人と実際に会い、リアルな生の声を聞いてきた。活動はこれまで、日本経済新聞、Yahoo!ニュースなど、多数のメディアでも紹介される。

著書に『会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと(内外出版社)』などがある。

7月23日(日)は東京、
8月13日(日)は大阪で、
会食恐怖症のお悩み相談会(オフ会)を開催しました!


そこに参加された方の生の声や、
学びや気づきなどを今回もシェアしていきます!


参加された方の感想

まずは例によって、
参加された方の感想を掲載させていただきます。










今回はありがとうございました!

東京でのエピソード(課題の分離)

東京ではとある女性のから、

『前に、よく食べる男の人に、
 ××さんはあまり食べないから、
 一緒に食事をしていても
 つまらないと言われた事があるんです・・・』


という相談を受けました。


実際、こんなことを言われたら、
より会食に行きたくなってしまいますよね。



私はこの問題を解決するために

「課題の分離」

という、会食恐怖改善につながる
重要な考え方について話をしました。



そして、

「課題の分離とは何か?」

というと、


簡単に言えば、

「自分の課題(問題)と、
 相手の課題(問題)を分けて考えましょう。」


というようなもので、

これが出来るようになると、
対人関係の悩みは大きく減ります。



具体的にどういうことかというと、
先ほどの女性の悩みを思い出してみてください。


「前に、よく食べる男の人に、
 ××さんはあまり食べないから、
 一緒に食事をしていても
 つまらないと言われた事があるんです・・・」





これは一見、
「少食な自分が悪い」と思いがちですが、
果たしてそれだけが課題(問題)でしょうか?



いいえ、違います。


これは、相手にも
課題(問題)がありますよね?




具体的に言うと、

「少食な人に対して気が小さく、
 相手を受け入れられる余裕がない」

「自分が楽しめればいいという思いが強すぎて、
 相手の気持ちを汲み取ろうとしていない」


などの課題(問題)があるわけです。


つまり、

「相手がそれで怒るのは相手の問題だから、
 必要以上に自分を責める必要はない」


という風に考えたり、

「相手と自分が
 たまたま合わないだけで、
 それはしょうがない」


という風に考えよう、って事なんですね。



そうすると人は、

「自分がコントロール出来る問題」

にだけ、
フォーカスをして考えるようになるので、
余計な事に悩まなくなるのです。



つまり、

「少食で●●さんに怒られるかも・・・」

↓「課題の分離」を意識する事で・・・

「少食で怒られても、
 それは怒る●●さんの問題だから、
 別に気にしなくてもいいや」


となるわけですね。



もちろん、
今すぐにこの価値観を
採用するのは難しいと思います。



ですけど、
相手に怒られたりだとか、
自分を責めすぎてる時は、

「あれ、相手の課題(問題)にも介入していないか?」

という風に考えてみてください。



また、
逆もしかりで、自分が、

「相手をコントロールしようとすぎていないか」

も注意です。


相手はあなたにコントロールされる為に
生きているわけではありません。


お互いを理解しあう気持ちが、とても大切ということですね!

大阪でのエピソード(お風呂について)

また、大阪の方では、

「自分が落ち込んでいるときに、それを戻す方法はありませんか?」

というような質問を、
とある女性の方から頂きました。



そして、
オンラインサロンなどでよく伝えているのが、

「人は誰でも状態に波があるから、
 悪い状態になっている時間を減らすことが大切」


という事です。


そして、
その方法はいろいろあるのですが、
このときの流れでアドバイスしたのは、
「お風呂にしっかり入る事」だったんですね。



「え、お風呂って何の関係が・・・」

と思った人もいるかもしれません。



なので簡単に解説すると、

会食恐怖症というのは、
大枠でみれば”神経症”に分類されます。


つまり、自律神経の状態が、
症状の出る出ないに大きく関係しています。



自律神経とかの話をすると、
「難しい!」と感じる人も多いので
簡単に書きますが、

・副交感神経優位=リラックス状態=症状でない
・交感神経優位=緊張状態=症状でる


って感じです。



よく、
「自律神経を整えましょう!」
って言われたりしますが、

あれは言い換えれば、
「副交感神経優位な状態にしましょう!」
という事です。


実際、カウンセリングの現場では、
自律神経を整えるために呼吸法などを練習したりします。

(※自律神経訓練法などと言います、言葉は覚えなくていいですが。)



そしてもちろん、
それらは効果のある方法なのですが、

今回はそれよりも超簡単に、
誰でもできて、半ば強制的に、
副交感神経優位状態(リラックス状態)になれる方法が

「入浴」

なのです!




サザエさんで、
波平がお風呂に入ってる時に
よく歌を歌っていますよね?

ああやって人は、
お風呂に入っているとき身体が緩み、
リラックス状態になれます。


他にも女優さんやモデルさんなどは、
お風呂を大切にしている人が多いですが、
あれも普段の状態の良し悪しと
お風呂タイムが密接な関係になるからです。



ちなみに、うつ病の人などは、
100人中100人が低体温と言われています。


それくらい、メンタルバランスと
身体の冷えも密接な関係があるのです。



そして特に、
お風呂にしっかり入って欲しいのは、
意外や意外にも

「夏場」

なのです。


なぜなら、エアコンなどにより、
自律神経がかなり乱れやすい(緊張状態になり、症状もでやすい)からです。



私も昔はそうだったのですが、

「365日、シャワーで済ませてます!」

みたいな人もいると思います。


だけど、絶対に、
お風呂に入った方が良いです。

(私は今では365日、お風呂に入ってます。)



「水道、光熱費、時間がもったない!」

みたいな人が
もしかしたらいるかもしれませんが、
お風呂に入らず悪い状態でいる事の方が
結果的には大きな損失のはずです。





「お風呂に入るだけで幸せになれる」

んだったら、どうでしょう?



オンラインサロンに参加している方には、
「入浴」を生活習慣に入れるようにしてもらっています。



ちなみに、
お風呂は最低10~15分は入らないと、
殆ど意味がありませんので、
おすすめは「半身浴」です。

(心臓より湯が高いと、すぐにのぼせてしまうから。)


ぜひぜひ、参考にしてみてくださいね!

最後に

いかがでしたか?


ちなみに次回の9月には要望が多かったので、
初めて名古屋でも相談会(オフ会)を開催します。


そして、
今後の優先的な情報が欲しい方は、
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それでは、
最後までお読み頂き、
ありがとうございました。



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山口健太(やまけん)

一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会 理事長、心理カウンセラー。自身が会食恐怖症に悩んだ経験から、その悩みを解決する為の支援活動をしている。日本で初めて会食恐怖症の本を電子出版し、Amazonジャンル別ランキング1位獲得。年間延べ1000以上の相談に乗るなど、これまで沢山の会食恐怖症に悩む人と実際に会い、リアルな生の声を聞いてきた。