こんばんは、山口健太です。
昨日も、
「治るノートを毎日実践したおかげで嘔吐恐怖症が良くなりました!」
という声もいただくなど、
会食恐怖症が治るノート、大変好評です!
今日のメールでは
克服までのイメージを改めて共有して、
「見直したいチェックリスト」
もお伝えします。
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克服までの道のり
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治るノートの6章(98ページ〜)では、
私のプログラムを受けて
良くなっていった方の事例を紹介しています。
この部分は、
リアルな声がそのまま載っているので、
共感したり、勉強になったりするはずです!
(なのでぜひ、読んでみてください。)
克服されていった方々の殆ども
最初は、
「長い間悩んできたし、本当に良くなるのかなぁ…」
「良くなれたらいいけど、自分には難しそうだなぁ…」
という感じで、半信半疑です。
ですが、
「やってしまうことで長期化してしまうけど、無意識でついやってしまう行動」(回避行動や、安全確保行動など)
をまず知って少し意識してもらうと、
ちょっとの変化を感じることができます。
その時に、
”少しでも出来たこと”
にフォーカスして、自己評価していくと、
次の行動のモチベーションも湧いていき、
行動を自分から起こしていくようになります。
しかし、
症状には波があるものですから、
一時的にまた悪くなったりすることもあります。
(症状が良くなる過程で誰にでもあります)
これは、
「また元通り…」
というわけではなく、
順調な克服への道のりを歩んでいる証拠です。
振り返って前と比べてみると、
それでもかなり前に進んでいる事にも
気づくでしょう。
こういう時は無理せず休んだり、
ハードルをグンと下げて
出来る事を少しやったらOKにします。
そうするとまた、
元気になっていきますからね!
そうやって次第に
調子が上向きだすと、
”大きな試練”
のような、
お誘いを周りから受けることがあります。
この時は、
「最近調子が良いから、行けるかもしれない…」
と思いつつも、
「やっぱり不安だな…」
とグルグル思考を巡らせる事になりますが、
その時はこれまでやってきたことを復習し、
参加することを決断する人がとても多いです。
(私は「絶対にその会食に参加してください!逃げないでください!」というようなアドバイスはしません。ご自身の意思で参加を決めることが何より重要ですからね!)
そうすると、
思ったよりも大丈夫になり、
「できた!前に進んだ!」
と、実感して、
また克服への歩みを進める事になります^^
よく、
「会食に誘われて最悪だ…」とか、
「いついつまでに治す必要ができた…」とか、
そういった周りや時間(期限)の
プレッシャーを受けることがありますが…
でも、周りから誘われたりとか、
期限を設けられるようなことで、
克服に至るスピードが一気に早くなることが多くあります。
ですから、そういった誘いが、
すべてマイナスというわけではないのです。
そして、
こういった波の繰り返しで、
「この会食は不安もないし楽しみ!」
という機会が増えてきたり。
さらにもう少し進んでいくと、
「あれ、最近会食で不安になることって少ないな…」
と、
”いつの間にか”不安感が少なくなっていき、
そのまま良くなっていくというのが
克服までのイメージです。
【行動はちゃんとしようとしているのに、最近停滞気味だなぁ…】
という人は、
きっとノンフロー状態であると思います。
具体的には、
以下をチェックしてみてください。
・身近に悩みを共有できる人がいない
・忙しすぎて休む時間を確保できていない
・暖かい時間、笑顔で過ごす時間が少ない
・本音を言えずに、我慢をしている
・自分を喜ばせる行動を大切にしていない
・周りからエネルギーを奪われている(特に親や職場などは注意)
・ネガティヴな情報をそのまま受け取っている
・自分の成長のために時間を使えてない
・食生活など生活習慣の乱れがある…など。
また、
「そもそも行動よりも、こういった事の方が大切だと分かっていなかった…」
という場合もあるかもしれませんね!
つまり端的にいうと、
「毎日に安心したり、楽しいと過ごせている時間が多いかどうか」
ってことです!
この土台があっての、
克服のための行動や考え方ですので、
その点はおろそかにしないでくださいね!
「そんなことを言ったって、今はとてもそれどころじゃ…;;」
そんな声も聞こえてきそうですし、
その気持ちはよく分かります。
私も、
目の前のことを乗り切ることが手いっぱいで、
無理をしてしまったことがありますから…。
でも結果的に、
それで好転することはありませんでした。
ですからここで
敢えてズバリ言ってしまえば、
自分を優先できていなければ
状態が悪い事は続いてしまいます。
いつか、
その生き方をシフトしなければなりません。
また、
私が提案したい生き方は、
「みんなでちょっとずつ、お互いをお互いでサポートする」
というような生き方だったりします。
自分が提供できるものと、
自分が欲しいもの。
相手が提供できるものと、
相手が欲しいもの。
それをお互いに回していって、
みんなでちょっとずつサポートしあいながら
生きていくような生き方です。
また、
(自分にも言い聞かせる意味でも)
アカデミーのメンバーにも言ってるのが、
「カウンセラーも相談者さんから学んでいるという姿勢を忘れないで!」
ということです。
状態が良い時は、
周りをどんどんフローにしていくことで
徳を積んでおいて、
状態が悪いときには、
周りから助けてもらえるような状況を
作っていくことも一つ大切だと思います^^
困った時はお互い様、ですからね!
今日は、
・克服までのイメージの共有
・見直したいことを箇条書きでおさらい
しました。
これで今回で新刊、
『会食恐怖症が治るノート』の
連載企画も9回目が終わりました。
次回が最終回となりますが、
大切なメッセージをお伝えするので、
楽しみに待っていてくださいね!
それでは、
最後までお読みいただき
ありがとうございました。
山口健太