会食恐怖症を打ち明ける(告白する)時の3つのコツ

会食恐怖症を打ち明ける
この記事を書いている人
山口健太(やまけん)
一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会 理事長、心理カウンセラー。

自身が会食恐怖症に悩んだ経験から、その悩みを解決する為の支援活動をしている。年間延べ1000人以上の相談に乗るなど、これまで沢山の会食恐怖症に悩む人と実際に会い、リアルな生の声を聞いてきた。活動はこれまで、日本経済新聞、Yahoo!ニュースなど、多数のメディアでも紹介される。

著書に『会食恐怖症を卒業するために私たちがやってきたこと(内外出版社)』などがある。

「身近な人に会食恐怖症を打ち明けるべきか否か?」で、悩まれている方は多いと思います。

打ち明ける事でそれを受け入れてもらえれば、安心して練習できる環境が手に入れる一方、受け入れられずに、「変な人と思われたらどうしよう・・・」と、考える方もいるでしょう。


ですが、打ち明ける前に必ず覚えておいて欲しいのは、「カミングアウトには成功させるコツがある!」という事です。

実際、このコツを意識した上でカミングアウトしてもらった場合、かなりの高確率で受け入れられたり、練習のパートナーを獲得したりする人が続出しています。


なので今回の記事では、その「会食恐怖症を打ち明ける(告白する)時の3つのコツ」をシェアしていきます。

ぜひ、以下より参考にしてみてください。

会食恐怖症を打ち明ける(告白する)時の3つのコツがある!

単刀直入に話を進めると、打ち明けるコツは3つあります。


それは・・・
  1. 相手に理解してもらう事を期待しない
  2. 相手が受け取りやすい表現を探す
  3. 前向きに取り組んでいる事も伝える
という3つのコツです。


これだけではまだ分からないと思うので、以下より一つ一つ解説していきます。

1.相手に理解してもらう事を期待しない

まず大切なのは、「相手が完全に理解してくれる事はない」という前提でいることです。

これは別の表現で言えば、「相手に理解を期待しない」ということです。


例えはなんでも良いのですが、たとえば私は「抜毛症」になった事が無いので、抜毛症を患っている方の辛さや絶望感などはなんとなく共感は出来ても、完全に理解する事は出来ません。

そしてそれは、ある意味仕方がないことだと思います。


これと一緒で、多くの人は会食恐怖症を経験しないので、完全に辛さを理解されることはまずありません。


さらに言えば人は聞いた事がないものに対して、「嫌悪感」や「恐怖感」や「拒絶反応」が出ます。

これも人の防衛本能なので仕方がありません。


そもそも、カミングアウトというのをよくよく考えると、告白する側の自分には「安心感が得られる」というメリットがあっても、聞いてる相手にはメリットが殆ど無かったりします。


相手も相手でさまざまな事情があるし、「目の前の人には優しくしよう」と普段から思っている人だとしても、時にはそんなに余裕がないときもあるでしょう。

だから、受け入れられなかったとしてもそれはしょうがないです。


なので、まずは「期待しない」というのが大切になります。

その執着しない気持ちが、心に余裕を持たせ、カミングアウトの時に重苦しくならず成功させる事にも繋がります。


そして、ここからより重要度が上がってきます。

2.相手が受け取りやすい表現を探す

そして次は、「相手が受け取りやすい表現を探す」という事です。


たとえば、同じ事を伝えるにしても・・・

・「誰かとご飯食べるの緊張しちゃうんだよね」なのか?

・「会食恐怖症というのに悩んでいるんだよね」なのか?

で、相手にどう受け取られるかは結構変わります。


いきなり「〜〜症で・・・」と言われても、相手もビックリして素直に受け取りにくいのです。

だからこそ、相手に受け取りやすい形で言います。プレゼントを裸で渡すよりも、包んで渡した方が喜んで受け取ってもらいやすいのと一緒ですね。


ちなみに、私が実際に悩んでいた時は、2回だけ友人・知人にカミングアウトをしましたが、「会食恐怖症」という言葉を使った時は失敗に終わり、使わなかった時は成功した経験があります。


そして一番重要なのが、次の3つ目だと思っています。

この3つ目のコツを意識すれば、かなり成功率が上がります。

3.前向きに取り組んでいる事も伝える

それは、カミングアウトに加えて「前向きに取り組んでいる事」も一緒に伝えるという事です。


たとえば、「誰かとご飯食べるの苦手なんだよね…」と相手に伝えたところ、もしかしたら相手が勘違いして、「え、それって私と食べるのがつまらないってこと!?」と怒るかもしれません。(極端な例ですが笑)

あるいは、「甘えるんじゃない!」と考える人もいるかもしれません。


なのでそうではなく、『誰かとご飯食べるの緊張しちゃうんだけど、”今それを克服したくて努力してるんだ!”』とかだったら、むしろ、「ああ、苦手なことを克服しようと頑張ってるんだ」とかって好印象を抱いてくれる可能性もあります。


そして・・・

「人は言い訳を聞くのが嫌いな生き物」

です。


たとえばオリンピック選手が競技に失敗したときに

「いやー、時差があっていつもと試合時間が違かったので、パフォーマンス発揮できませんでした」

って言ってる選手がいたら、見ている人はイラつきますよね。笑


これと一緒で人というのはとにかく、「言い訳する人を見るとムカつく」という性質があるんです。



つまり、”カミングアウトをするだけ”と、私たち的には本当に辛くて辛くて、勇気を出してのカミングアウトだったとしても、

「(いやいや、症状のせいにすんなよ!)」

って思われてしまう可能性があるわけです。


なので必ず、

”克服に向けて、前向きに取り組んでいること(取り組もうとしている姿勢)”

も一緒に伝えましょう。


そうしたら、受け入れられる事はもちろん、協力してもらえる事や応援してもらえる確率も、ぐっとアップすると思いますよ。

最後に。カミングアウトは絶対にするべき?

ちなみにですが、私個人的にはカミングアウトは無理にしなくて良いと思ってます。


私も症状に悩んでいた時は、親にも言ってなかったですし、何なら2人にしか言った事がありませんでしたが、

「安心できる場所(受け入れてもらえる場所)」

が、まずは一つでもあれば、長い目で見て良くなるからです。


なので、「身近な人に打ち明けたいな!」と、心から感じたタイミングでするのが一番良いでしょう。


今回のコツは、100%の成功保証が出来るわけではありませんが、これまで多くの人にアドバイスして、実際にたくさんの人のカミングアウトを成功させてきたコツなので、参考になれば嬉しいです。

  1. 相手に理解してもらう事を期待しない
  2. 相手が受け取りやすい表現を探す
  3. 前向きに取り組んでいる事も伝える

ぜひ、意識してみてくださいね。


会食恐怖症を卒業する為に私たちがやってきたこと

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ABOUTこの記事をかいた人

山口健太(やまけん)

一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会 理事長、心理カウンセラー。自身が会食恐怖症に悩んだ経験から、その悩みを解決する為の支援活動をしている。日本で初めて会食恐怖症の本を電子出版し、Amazonジャンル別ランキング1位獲得。年間延べ1000以上の相談に乗るなど、これまで沢山の会食恐怖症に悩む人と実際に会い、リアルな生の声を聞いてきた。