「学校が原因で、会食恐怖症になった・・・」
そういう人も多いと思いますし、実際、
私自身もそのうちの一人だったりします。
そこで今回は、
「学校での価値観は間違いだらけ!」
というテーマで記事を書いていきつつ、
会食恐怖症の克服の他、
楽しく豊かな人生を生きるために、
必要だと思う考え方を共有していきます。
あなたの悩みの
解決のヒントになるはずですので、
ぜひぜひ以下より読んでみてください。
1.給食や修学旅行での苦悩やトラウマ
会食恐怖症で悩んでいる。または過去に悩んでいた方に、
そのきっかけを聞いて見ると、
「学校での出来事」
が、
けっこう多いことを感じています。
直接の発症のきっかけではなかったとしても、
かなり学校関連で悩まれている方
(悩んでいた方)がとても多い。
特に意外と多いのは、
「給食の時のエピソード」です。
もしかしたら、
これを読んでいるあなたも
そのうちの一人かもしれませんね。
具体的に挙げると、
- 「給食の時に一人、居残りをさせられた事が発症のキッカケです。」
- 「好き嫌いが多く、食べ残しをしてしまい、よく先生に怒られてたのがトラウマです。」
- 「食べれてはいたけど、ずーっと給食の時は辛い思いをしていました。」
- 「せっかくの修学旅行も、食事時間のせいで楽しめなかった」
…などなど。
このようなキッカケ、トラウマ。
苦悩を抱えている人が本当に多いです。
そして何を隠そう、
私自身も、
学校での出来事が会食恐怖症発症のキッカケだったのです。
2.私の場合:部活動での合宿が辛い・・・
私の場合は、学校の給食ではなく高校の部活動で大変な思いをしました。
私は野球をやっていたのですが、
通っていた高校の野球部では、
「食トレ」にかなりの力を入れていたのです。
もちろん、
野球などのスポーツをする為に、
体づくりというのはとても大切な視点です。
ですが、私の野球部は
「たくさん食べない部員は悪」という、
明らかな雰囲気が蔓延しており、
それが元々、
どちらかというと小食だった私に、
更なる精神的なプレッシャーを与え、
会食恐怖症になってしまったのです。
ここら辺のエピソードは、
「会食恐怖症が治った話を、時系列順で書いていく。」
を一度読んでみてほしいのですが、
その時感じたのは、
「不平等だな」
という事でした。
どういうことかというと、
たとえば体の怪我であれば、
「ゆっくり治してまた頑張ろう」
という前向きな声を掛けてもらえます。
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しかし、
心の病気というのは、
その悩みを抱えている本人や、
その経験者にしか分かりづらいものです。
だからそれゆえに、
かなり精神的に参っているにも関わらず、
「甘えるな!とにかく食え!」
などと、
強制されてしまう・・・。
これを体の怪我で置き換えれば、
足が折れているにも関わらず、
「もっと走れ!走れば強くなるから!」
と、強制されているようなものと一緒なわけです。
これがおかしいことは、
感覚的に分かるのではないでしょうか?
3.学校での価値観は間違いだらけ
そして、社会人になれば分かる事ですが、
学校で「正」とされた価値観は、
社会では通用しない事も多くあります。
たとえば、
いくら学校で数学の点数が高いからといって、
社会で活躍できるとは限りませんよね?
他にも、
いくら英語の点数が高いからといって、
外国人とアグレッシブかつ自然な
コミュニケーションを取れるとも限らない。
だから、
「学校で習った事は正しい」とか、
「先生が絶対に正しい」という、
わけではないのです。
ですが、
私たちは学校教育の影響で、
「正しいかor間違っているか」
という、
二分法的(白黒つけたがる)価値観を、
どうしても持たざるを得なくなっています。
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特に日本の学校教育の場合は、
「答えを自分で創造したり主張する」のではなく、
「与えられた選択肢から正解を選ぶ」という採点方法が多い。
(実際、センター試験とかもマークシートですし。)
だけど、
人生に与えられた正解はありません。
あるとしたら、
自分が死ぬ時に、
「ああ、生きててよかったな〜。」
そう思えたら、
正解に限りなく近いかもしれませんね。
そして、
だからこそ多くの人が、
「自分の生き方は正しいのかな?」
などと、
社会に出た時に悩むのでしょう。
もちろん、その悩みがあるからこそ、
自分としっかりと向き合えるとも言えます。
だけど、
前提としては、
「人生に、正しいもクソもない」
わけです。
4.正しさからの解放が、あなたの人生を楽しくする
そして、過去の私もそうですし、会食恐怖症を含め社交不安障害の方は、
「正しさに縛られすぎている」
という傾向が、
多い気がします。
そしてそれは、学校の教育。
あるいは、親の教育によって
生まれた価値観の可能性が高いので、
その人のせいというわけではありません。
ですが、
そのまま正しさに縛られているうちは、
人目が気になって気になって、
十分に人生を楽しめないと思います。
- 「好き嫌いをしてはいけない」
- 「食べ物を残してはいけない」
- 「ゆっくり食べてはいけない」
- 「音を立ててはいけない」
- 「作法を身につけなければいけない」
これらは、
本当に正しいのでしょうか?
そしてそもそも、
正しさを求めることに、
意味はあるのでしょうか?
私はそれを人に押し付けませんし、
別に食べたくなきゃ、
食べなきゃいいと思っています。
だって、
正しさを追求する人生よりも、
楽しさを追求する人生にしていきたいし、
そんな人生を仲間と一緒に歩んでいきたいからです。
もちろん、
時に正しさに縛られたり、
それを他人に押し付けられる事もあるでしょう。
ですが、そんな時に、
この一言だけを思い出してみてください。
「正しくなくても、あなたは素晴らしい。」
あるいは、
「自分の人生は、自分が楽しむためにある。」
そして、誰に何を言われようと、
それを心から信じてみてください。
私は、人に対してそう接していきたいし、
そんな人たちと一緒につながっていきたいし、
そういう輪を広げていきたいと思っています。
5.最後に
いかがでしたか?私だってもちろん、
正しさに縛られて悩む事もあります。
だけど、
そんな時は、
「正しくなくても、いいや。」
「もっと、楽しもう。」
そういう気持ちを思い出して、
前を向くようにしていますし、
そうやっていくと悩んでいた事が、
次第にどうでもよくなっていきます。
少しでもこの記事が、
あなたの悩みの解決に役立ちますように。
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