※メルマガのバックナンバーです。
こんばんは、山口健太です。
新刊、
『会食恐怖症が治るノート』(星和書店)
発売を記念した連載企画、
第3回目となります!
今日も克服していくために、
とてもとても大切な内容です。
ちなみに、
連載企画の2回目では、
・克服のキモ
・克服の盲点
についてお伝えしました。
以下のような、
感想も届いていますので
紹介します!
〜〜〜以下より〜〜〜
山口さま
こんにちは。
「会食恐怖症が治るノート」買いました!
これから読み始めるところですが、ワクワクしています。
こういう本を待っていたのでとても嬉しいです。
克服するための3つのポイント、
為になります。
普段から会食の練習をしなきゃ、とか、
敢えて変なことをしてみる、とか、
行動することばかりに目標がいっていましたが、
日常生活をフローで過ごすことが先なのですね。
確かにそうですよね。
心がフローじゃないとやる気も起きないですよね。
今の自分はフローで
過ごせない状態が続いている感じなので、
まずはフローで過ごすために意識していきたいと思います。
悩みがなければ生きるのが
楽なのにと思うこともありますが、
人生を前に進めるためのものだと考えると、
よーし解決してやろう!、
と思えたりしますね。
自己肯定感が低くて、
低いことがダメだ、と思ったりしていましたが、
別にダメではないと聞いてホッとしている自分がいます。
新刊を読みながら自己肯定感を上げていきたいと思います。
〜〜〜〜以上〜〜〜〜
ありがとうございます!
続々、
「ゲットしました!」
というメールもいただき、
大変ありがたく思っています。
では、
今日の本題へ入っていきますね!
====================
会食恐怖症が治るとは?
====================
「会食恐怖症が治る」
というのは、
具体的にはどういうことでしょうか?
ちょっと、
考えてみて欲しいんです。
・・・はい。
だいたい
ここで出てくるのは、
「誰とでも楽しくご飯を食べられるようになる!」
みたいな感じかと思います。
あるいは、
「受け入れてうまく付き合っていく」
という方向性で
考えた方もいるかもしれません。
まぁどちらも、
正解といえば正解ですし、
理想の姿ですよね!
私も悩んでいた時は、
「ご飯を食べられないなんて、人生終わった…」
と思っていましたが、
今は好きな人たちとご飯を食べにいくのが大好きです。
ただ、
「食べられない」という現状から、
↓
「誰とでも楽しくご飯を食べられるようになる!」という理想の状態
って、かなり飛躍しすぎていて、
なかなかイメージができないと思います。
なので、
その間に入るとイメージしやすい
”隠された理想の状態”
を今日は明かしていきたいと思います!
これを知ると、
克服のために大切なことが
よくよく分かっていきますよ!
要は、
下から書くと、
「誰とでも楽しくご飯を食べられるようになる!」理想
↑
(隠されている”とある”状態)
↑
「食べられない」現状
みたいな形で、
少しずつジャンプアップしていく方が
いいんですね。
これってゲームのマリオとかで、
高いところに行くために
隠しブロック
を出しておくみたいなもんです。
じゃあ、
その隠された状態とは何でしょう?
それは、
↓
↓
↓
「自分が食べたい分だけ食べたらいいや」
と、思える状態です。
言い換えれば、
「食べたくないんだったら、食べなくていいや」
と、思える状態です。
さっきの図でいくと、
「誰とでも楽しくご飯を食べられるようになる!」理想
↑
「自分が食べたい分だけ食べたらいいや」=「食べたくないんだったら、食べなくていいや」と思える状態
↑
「食べられない」現状
ですね!
まずは、
ここを目指すのが良いのです。
たとえば、
こんな人はいませんか?
”仲が本当に良い、信頼できる友達だったら食べられる”
これは、
「その人の前なら、別に食べられなくてもいいや」
と思える相手だからです。
一方で、
初対面や異性や目上の人だったりなど、
「なるべく良い面を見せないと!ちゃんとしないと!」
という人相手だと、
いつもよりも緊張して症状が出やすい人は多いと思います。
だから、
・「自分が食べたい分だけ食べたらいいや」=「食べたくないんだったら、食べなくていいや」と思える状態
を最初は目指します。
こんなことを言うと、
「でも、食べられなかったら嫌われたりしませんか?」
と、気になる人もいるかもしれません。
確かに、
人の価値観はそれぞれ、
食の価値観も人それぞれです。
なので、
嫌われるかもしれません。
でも一方で、
「そんなことくらいで嫌う人なら、別に仲良くしなくてもいいや」
という考え方もあるわけです。
いや、むしろ、
そういった考え方を持てるからこそ、
克服していくともいえるでしょう。
じゃあ、どうすれば、
そういう考え方が持てるのか?
具体的には、
『会食恐怖症が治るノート』の、
・25ページ
・62ページ
あたりを読んで欲しいですが、
少し取り上げると、
たとえば25ページには、
「○○でなければいけない」を
→「〇〇でもいい」に変える
ための具体的な行動を
ワークとして挙げてみよう、
ということが書かれています。
「○○でもいい」
が多ければ多いほど、
その人の人生は楽になっていきます。
また、
周りに対しても
「○○でもいい」
と考えられるようになれば、
イライラしなくなっていきますから、
自分も相手もルンルン♪なのです
「わざわざ否定してくる人と仲良くしようとするなんて、エネルギーが勿体無いし、それは自分を大切にしている行動ではない」
ということです。
ここで、
「でも、仕事など絶対に切れない関係では、なかなかそうはいかないですよね?」
という質問があると思います。
それに関しては、
「自分のことをうまく伝える」
ということを考えていきます。
『会食恐怖症が治るノート』
では52ページ前後ですので、
参照してみてください。
さて。
タイトルの件ですが、
会食恐怖症が治るノートの表紙に、
”あなたペースで食事を楽しむための実践ワークブック”
と書いていますが、
あれは嘘です。
本当は、
”あなたペースで(食事を含めた)人生を楽しむための実践ワークブック”
となっています。
前回書いた通り、
会食恐怖症の克服と向き合えば、
より良い生き方と向き合うことになります。
その為のツールとして、
ご活用いただければ幸いです!
まだの方も、
是非是非ゲットしてみてくださいね!
では、続きは次回ということで。
最後までお読み頂き有難うございました。
山口健太
一般社団法人日本会食恐怖症克服支援協会 理事長
【連載1】会食恐怖症の3つのタイプ
【連載2】会食恐怖症、克服の盲点