「もしかしたら、会食恐怖症かもしれない・・・」
今回はそんな方が、
会食恐怖症かどうかを自分で確かめられる、
「山口式会食恐怖症診断スケール」
という私が開発した、
会食恐怖症専用の診断ツールを紹介します。
以下より、
ぜひぜひ使ってみてください。
【最新情報】新しい診断ツールが出来ました☞会食恐怖症の克服のために一番必要なこと診断
目次
1.山口式会食恐怖症診断スケールとは?
「山口式会食恐怖症診断スケール」とは、私が独自に開発した、
会食恐怖症専用の診断チェックツールです。
(以下、山口式診断スケール)
これまで、
社交不安障害(SAD)かどうかを測るツールは、
- LSAS-J
- DSM-5
会食恐怖症に特化した、
診断ツールは特にありませんでした。
ですから、
会食恐怖症の方は、
「自分はどれくらいの症状の重さなんだろう?」
ですとか、
会食恐怖症の疑いがある方は、
「本当に私は会食恐怖症なんだろうか?」
という事に対する客観的な基準がなく、
病院にかからない限りは分かりませんでした。
しかし、
「山口式診断スケール」を使えば、
自分が会食恐怖症なのかどうかや
どれくらい症状が重いのかが分かります。
以下より、
詳しく説明していきますね。
※本ツールはあくまで目安であり、
診断結果を断定するものではございません。
その点をご理解の上でお使いください。
2.会食恐怖症を見極める4つの指標
山口式診断スケールでは、会食恐怖症を診断するにあたり、
- 恐怖度
- 回避度
- 症状
- 日常への支障
多角的な視点から質問し、
その回答に応じて点数をつけていく
アプローチが取られています。
そして、その点数の合計点によって
会食恐怖症度を測れるようになっています。
それでは、
その4つの指標を詳しく見てみましょう。
2-1.恐怖度チェック
ここでは、以下9つの状況に対して、
どれくらいの恐怖を持つかを回答して頂きます。
9つの状況
- 家族と食事をするのに恐怖がある
- 仲の良い友人と食事をするのに恐怖がある
- 初対面の人と食事をするのに恐怖がある
- 一人で外食をするのに恐怖がある
- 人前で食べ物を残す事に恐怖がある
- 人前でゆっくり食べる事に恐怖がある
- 人前で咀嚼音や嚥下音を立てる事に恐怖がある
- 人前で美味しく食べられるか恐怖がある
- 人前で食べる作法を間違う事に恐怖がある
回答に応じた点数
- ない・・・0点
- ややある・・・1点
- ある・・・2点
2-2.回避度チェック
ここでは、以下4つの状況に対して、
どれくらい回避行動をとるかを回答して頂きます。
4つの状況
- 家族と食事をするのを回避しようとする
- 仲の良い友人と食事をするのを回避しようとする
- 初対面の人と食事をするのを回避しようとする
- 一人で外食をするのを回避しようとする
- ない・・・0点
- ややある・・・1点
- ある・・・2点
2-3.症状チェック
ここでは、会食の場面で、以下10の症状が表れるかを回答して頂きます。
10の症状
- 顔面蒼白
- 動悸(心拍数の上昇)
- ふるえ(声や手足など)
- 発汗
- 筋肉のこわばり
- 吐き気や腹部の不快感
- 口の乾き
- 嚥下障害(飲み込めない)
- 息苦しさ
- めまい、頭が真っ白に
回答に応じた点数
- ない・・・0点
- ややある・・・1点
- ある・・・2点
2-4.日常支障度チェック
ここでは、それによる日常生活での支障を
どれくらい感じているかを回答していただきます。
日常生活への支障が・・・
- ⑴ない・・・0点
- ⑵多少ある・・・5点
- ⑶かなり大きい・・・10点
- ⑷耐えられないほど・・・15点
2-5.診断結果と基準
診断結果と基準は、点数の合計点が・・・
- 0~17点:誰にでもみられるレベル
- 18~25点:軽度の会食恐怖(会食が少し苦手な人レベル)
- 26~61点:重度の会食恐怖(社交不安症の可能性)
3.実際に診断してみよう!
それでは、ここから以下のツールを使って、
回答してみてください。
設問に答えていくだけですぐに、
自動で診断結果が表示されるようになっています。
4.診断をしてみて、18点以上だった方は・・・
注意してほしいのが、自分でチェックした結果「18点以上」だった方は、
「会食恐怖症だから、私はダメだ!」と考えるのではなく、
「今後の人生をよくするために、人の心について学ぶをきっかけ得た!」
のように捉えたりして、
人生をよりよく生きるキッカケにしなければ、
症状に捉われて苦しめられるだけという事です。
(つまり、「自分は会食恐怖症だ」で止まるのではなく、「じゃあどうすれば良くなるのか」を考えるべきという事です。)
また、
治療として病院に行くのも1つの選択肢ですが、
「病院にいくのはどうしても、足が重い・・・」
「精神科や心療内科に、あまり良いイメージがない」
「体へのリスクを考えて、薬を服用するのが嫌だ」
という方の場合であればまずは、
こちらの会食恐怖改善メール講座の参加をオススメします。
(もちろん、無料で参加できます。)
※このツールを開発するにあたり、
参考にさせていただいた文献などを紹介します。
5.最後に
いかがでしたか?会食恐怖症は治るものですので、
あまり悲観しすぎることなく、
克服をめざしていきましょう。
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